小田原城の総構は見どころ満載!走れば3時間ほどでぐるっと回れるオススメのジョグコース♪

江戸の街並みのルーツは小田原城にあったということをご存知ですか?

小田原城は町全体をお城として考えている「総構(そうがまえ)」というカタチで作られています。
江戸時代以降に作られたお城の多くが小田原城をお手本にして作られているんですね。

そんな小田原城の総構えをぐるっと一周すると約10キロほどになります。
今回はその総構の歴史をジョギングしながら味わっていきましょう!

 

小田原城の総構(そうがまえ)とは?

 

総構え(そうがまえ)は、城や砦の外郭(がいかく)、またはその囲まれた内部のこと。
特に、城のほか城下町一帯も含めて外周を堀や石垣、土塁で囲い込んだ、日本の城郭構造をいう。
惣構(そうがまえ)、総曲輪(そうぐるわ)、総郭(そうぐるわ)ともいう。
(wikipediaより)

小田原城の総構の歴史は古く、後北条氏が豊臣秀吉の小田原攻めを警戒して広大なお城を作りました。
当時の大阪城を凌ぐ規模のお城として全国で有名となり、どんな軍勢が攻めてきても3年は籠城できると言われていました。

歴史ゲームの「信長の野望」においても小田原城は最大の防御力を誇る城として登場します。
江戸時代になった後も、徳川家康が後世の脅威となるとしてお城の解体を命じたほどです。

江戸城を築城したのは太田道灌という人物ですが、そのモデルにしたのは実は小田原城であったと言われているんですね。

上の地図で言うと薄い緑の部分が小田原城の一番外側をかこっている形になっています。
総延長は約10キロですがアップダウンが多いので歩くとするなら1日がかり。

ただジョギングで回れば、寄り道しながらでも3時間弱でまわれます。
小田原の歴史を味わうならちょうど良いコースですよ。

 

SHMCのイベント「小田原の総構を走ろう!10kmラン♪」で歴史を味わう♪

 

コースの概要と見どころ♪

2016年12月10日(土) 湘南ホノルルマラソン倶楽部(SHMC)の12月定例会イベントで、この小田原城の総構えをぐるっと1周ランしてきました。
今回のコース企画はワタクシの監修です♪
気合を入れてコースナビゲイトしますよ!

今回のコースはコチラ!

小田原城に集合して、まずは小田原城跡公園に向かいます。
そこから早川口の遺構や西の玄関口である板橋見付を経由して松永記念館へ。
グググッと坂を登った後は水之尾口から北原白秋のからたちの小路を抜けます。
城山の外堀を眺めながら東へ向かい、東側の玄関口の江戸見付へ。
最後は小田原のかまぼこ通りを経由して小田原城へ戻るというコースです。

寄り道しながらですが全長で12キロほどのコース。
スタート・ゴールの小田原駅にはコインロッカーもありますし、温泉施設もあるので遠くから小田原観光にくる方にもおすすめのルートです!

 

早川口遺構から板橋見付、松永記念館へ

まずは13時に小田原駅東口に集合。
メンバーにビジターさんを含めて40人チョットの大所帯ですが、本日はガイド役となってみんなを先導していきます。

小田原駅からは小田原城に向かって南下。
約1キロほど進めば小田原城の城址公園に到着しますよ。

 

今日はいいお天気なので観光客もいっぱい。
小田原城も改修されたのできれいに白く光り輝いています。

小田原城は天守閣が博物館になっていますし、一番上が展望台になっていますので時間がある方は登ってみてください。
(入館料は大人500円です。2016年12月現在)

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城址公園広場が週末で賑わっています。
300円の貸衣装代を払えば忍者や武士にコスプレできますし、すぐわきには子供遊園地もあるので小さなお子様も楽しめますよ。

小田原城の銅門(あかがねもん)をくぐっていざ出陣ってな感じ?

城址公園はきれいに整備されたのでお勧めスポットです。

小田原城跡公園を南へ抜けた後は、国道一号線を渡って旧武家屋敷が並ぶ南町へとすすみます。

このあたりには昔の大名屋敷が並んでいましたし、昭和の時代には文豪や大富豪たちが別邸を構えていたところとしても有名です。

早川港に続く道をチョット右折して小道に入ると、道路の脇を水路が流れています。
「小田原用水」というトコロ。

小田原用水(おだわらようすい)」
小田原用水は名将・北条氏康が城下町の発展のために開発した日本最古の上水道と言われます。
水道という概念が無かった時代に、城下町に飲料用の水を引き込んで籠城に備えていたんですね。
それほど小田原の水はキレイだったというコトの証でもあります。

今でも当時の面影が残っていますよ。

この先には小田原城の旧堀である「早川口遺構」という場所が残っています。

このあたりはすぐ西側を流れる早川と併せて二段防御の構えとなっていました。
いまでも自然そのままに残されていて、夜にはライトアップされます♪

早川口からは少し北上して国道一号線を再びわたります。
箱根登山線の箱根板橋駅のすぐわきには西側の玄関口である「板橋見付」の史跡が残ります。

板橋見附から500メートルほど西側へとすすんで行くと松永記念館入り口に到着。

この脇道を入って少し行くと松永記念館にたどり着きます。

「松永記念館」
松永記念館は、戦前・戦後と通じて「電力王」と呼ばれた実業家であり、数寄茶人としても高名であった松永安左ヱ門(耳庵)が、昭和21年に小田原へ居住してから収集した古美術品を一般公開するために、昭和34年に財団法人を創立して自宅の敷地内に建設した施設です。
昭和54年に財団が解散し、その敷地と建物が小田原市に寄付されました。

小田原市では、昭和55年10月に小田原市郷土文化館の分館として設置し、特別展や企画展を本館・別館展示室で開催しています。
また、昭和61年に移築した野崎廣太(幻庵)の茶室「葉雨庵」や、補修保存工事後に平成13年から公開している安左ヱ門の居宅「老欅荘」など、国登録有形文化財となっている貴重な建物も見学及び利用できます。

また、庭園は平成19年2月「日本の歴史公園100選」に選ばれ、四季を通じ様々な花を観賞できます。

園内には四季折々の顔が楽しめるように工夫が施されています。

12月ですが、紅葉もまだ残っていてきれいなお庭を楽しむことが出来ますよ。
春には色とりどりのお花が楽しめるスポットでもあります。

入館は無料ですので是非お立ち寄りください♪

 

水之尾口からからたちの小路、御鐘ノ台空堀へ・・・

松永記念館を出てそのまま道を北上するとキツーイ坂道があらわれます。
距離は短いですが一生懸命登って行きましょう!

坂を登りきれば早川の街並みが一望できますよ!

このまま少し山の方へ走って行くと水之尾口の看板があらわれます。
ここを少しUターンするようなイメージで登って行く道があります。
それが大正時代を代表する詩人・北原白秋が愛したと言われる「からたちの花の小路」です。

この小路は北側の眺望がとてもキレイ!

丹沢の山並みから相模湾まで一望できるスポットです。
走っていても気分が良いポイントですよ。

からたちの小路を過ぎた後はトレイルに入ります。

御鐘ノ台堀切とよばれる昔の空堀の跡が残るポイント。
ここの醍醐味は何と言っても「堀の中を歩ける」というトコロですね。

実際に堀の中を歩いてみると切り立った崖を登って攻めるというのがどれだけ大変だったかというコトが良く分かります。

山の上にも堀を構えているというトコロが小田原城の凄さを物語っていますね。

神社やミカン山などもいっぱい!

このあとはしばらく農道をすすんで行きます。
みかんが鈴なりですね~♪

こういったミカン山にも昔のお堀の名残が残っているんですよ。
良く見ると土塁や空堀が何層にもなっているのが分かります。

少しすすんで行くと南側に小田原城の天守閣を発見。
この高台から敵の侵入を監視していたんです。

このあと、ミカン山をいったん下りて車道を渡ります。

入り組んでいるのも敵の侵入を遅らせるという趣旨があったようですね。

小田原は昔からの町なのでお寺や神社が多いんです。
ちょうど小田原駅の北側にある大稲荷神社へ寄り道。

この大稲荷神社のすぐ隣には「錦織神社」があります。
プロテニスプレーヤーの錦織選手もここに参拝したというコトで有名なパワースポットなんです。

このあたりには神社やお寺がいっぱいありますので、こういった寺社仏閣巡りをするのも小田原の楽しみ方の一つです♪

お城の東側もきっちり守られています

このあと、小田急線や新幹線のガードをくぐって東方面へと向かっていきます。
ちょっと分かりにくいかもしれませんが、国道255線を横切って500メートルほどいくと小田原城の東側に出ます。

上の写真の道をよく見ると分かりますが、この道は昔の水路をふさいだ暗渠(あんきょ)になっているんです。
ここは小田原城の一番東側の水濠も兼ねていたんですね。

その水濠をさらに守るように土塁が出来上がっている場所もあります。

ちなみにその土塁の一角には写真のようにえぐられている場所が!
この場所は太平洋戦争の時に爆弾が落ちて吹っ飛んでしまった場所なんです。
こういう部分にも歴史が残っています。

この水路沿いにすすんで行くと国道一号線にぶつかります。
このあたりは「江戸見附」という小田原城の東側の入り口の遺跡です。

この江戸見附の脇にある歩道橋からお城の方向をみてもお城が見えません。
そのくらい離れているというコトですね。

かまぼこ通りを抜ければゴールは目の前!

歩道橋を渡ってから西側方面へとすすんで行くと、小田原名物のかまぼこをつくる会社が並んでいる通りに出ます。
通称「かまぼこ通り」と呼ばれる商店街です。

このかまぼこ通りには有名なお店が色々と並んでいます。
かまぼこつくりを見学できる場所もありますので、ゆっくりと見て回るのもいいかも?

かまぼこ通りを抜けて国道一号線を渡れば小田原城は目の前です。

少し陽が落ちてきた小田原城も風情があってイイですね。

このあと、小田原駅東口に新しく出来た市民交流センターUMECOに到着。
だいたい2時間30分ほどでぐるっと回ってきました。
このあと、クラブの忘年会が予定されていたので少し早目に回ってきてしましたが、もうちょっとゆっくり回ってもいいと思います。

 

まとめ

小田原は歴史がある町なので見どころは満載です。
今回は「小田原城」をテーマに10㎞ほどで回れるコースをご紹介しました。

なにかテーマを決めてランニングコースを考えるのも面白いですね~!

 

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