白山でトレイルラン! 霊峰の神秘的な自然の芸術は訪れた人しか味わえない空間です♪

2015年7月13日(日)、石川県白山市にある白山にトレイルランに行ってきました。

日本の三大霊峰の一つである白山はとっても神秘的なスポット。
山頂付近の山荘は設備がそろっているので泊りがけで来ても面白い場所でしょうね!

 

白山の概要

 

白山は、富士山、立山とともに日本三霊峰の一つに数えられ、山頂部は、御前峰(2,702m)、大汝峰(2,684m)、剣ヶ峰(2,677m)で構成されています。
古くから「しらやま」や「越のしらね」の名で和歌にも詠まれましたが、信仰の山としても知られ、御前峰山頂には白山奥宮があります。
養老元年(717年)越前の僧泰澄が、はじめて白山に登り修行したのが信仰登拝の始まりと伝えられています。
1億年余り前には湖底にあった白山地域が、その後少しずつ盛り上がって何度も噴火活動を繰り返して火山として誕生し、今日にいたっています。
万年雪が残り、高山植物の宝庫として知られる山頂部、広大なブナの原生林の広がりとそこに生息する多くの野生動物たち、深い谷間から山ろくにかけて数多く噴出する温泉群など白山は多くの魅力をもっています。

深田久弥にとって白山は郷里の山です。

「日本人はたいていふるさとの山を持っている。
山の大小遠近はあっても、ふるさとの守護神のような山を持っている。
そしてその山を眺めながら育ち、成人してふるさとを離れても、その山の姿は心に残っている。
どんなに世相が変っても、その山だけは昔のままで、あたたかく帰郷の人を迎えてくれる。
私のふるさとの山は白山であった。」

深田にとってもとても思い入れのある山だったことが分かります。

【本日登ったピーク】

御前峰 2,702m

 

コース概要

 

登山口である別当出合は夏のシーズン中の週末はマイカー規制中。(5キロほど手前の市ノ瀬駐車場までしかいけません)
今回行ったのは月曜日だったので、登山口手前の駐車場に停めることができました。

そこからの登山道は観光新道と砂防新道の2つのルートがありますが、往路は北側の観光新道、復路は南側の砂防新道を通りました。

白山は休火山ですが、最近は色々と物騒なので気を付けていかないと!

 

別当出合(6:40)~観光新道(7:15)~殿ケ池避難小屋(7:50)

 

前日は仕事の関係で金沢のビジネスホテルに宿泊。
早朝5時前にホテルを出発して60キロほどマイカーで移動。

1時間半弱で登山口すぐ下の別当出合駐車場に到着しました。

平日の早朝ですが、多くのハイカーの車が停まっています。
ホテルである程度の準備をしてきたので、車を停めて靴を履き替えたら、すぐにスタートできました。

駐車場の脇にある登山口への入り口です。
駐車場からビジターセンターまで少し登っていきます。

別当出合のビジターセンターです。
自動販売機や休憩所、更衣室にトイレ、湧き水など色々な施設が揃っています。
ある程度の準備はここでできそうです。建物もキレイ。
金沢駅行きバスなども出ています。

流石に平日なのでまだ空いていますね。
きっと週末とかだとすごい人手何でしょう…。

石碑の後ろにある鳥居をくぐってスタートします。

鳥居をくぐると二つの道の分岐点があります。
往路は左の観光新道を通って登ることにします。

しばらくこのようなトレイルが続いていきます。
道幅はそんなに広くないですが、さすがに名山あって登山道もきれいに整備されています。

スタートしてから約1キロで踊り場の様な広場に出ます。
室堂というチェックポイントまで約6キロほどなのですが、約1キロおきにこのような道標と休める場所があります。
やはり人気の白山です。ハイカーが多い。

今日も早朝から気温がグングンと上がっています。
日差しも出てきて暑くなってきました。

登山道は右側の眺望が開けています。
右手に雄大な自然を感じながら登っていくことができるので、飽きることなく進んでいくことができます。

 

一部ガレているところもありますが、全般的に整備されています。
ただ登りの勾配はキツイ!
下りで通ることになる砂防新道と比べて、明らかにこちらの方が勾配がキツイです。

観光新道が最初の2~3キロで一気に登ってしまうのに対して、砂防新道は平均的に登っていくようなイメージ。
走って登るにはキツ過ぎます(;´Д`)

2キロ過ぎたあたりから一気に眺望が開けます。

 

空に向かって登っていくような感じ~(*^-^*)

ある程度登ってしまえば、勾配もゆるくなります。
この程度の登りであればタッタカタッタカと進んでいくことができます。

岩の隙間から見える3キロ地点の道標。
こんな岩の隙間をくぐっていきます~♪

絶景のトレイル~♪
走っていてメチャクチャ気持ち良いです(∩´∀`)∩

ちょっと岩がゴツゴツしています。やっぱり火山帯ですね。

 

ちょっと写真だと分かりにくいかもしれませんが、登山道が小川のようになっています。
沢を登っていくような感じです。
「湧き水がいっぱいあるのかなぁ」と思いながら登っていたら・・・

なんと残雪が溶け出して小川になっていたのですね!
白山は万年雪が残る山だということを忘れていました。

この先、このようにいたるところで雪渓を横断していくことになります。
ただ、長いところでも30~40mほどなのでアイゼンは必要ありません。

でも、こんなに暑いのに雪の上を歩くとは面白いもんです。

標高が2,000mを超えてきます。
雪渓の先に避難小屋が見えてきました。

殿ケ池避難小屋に到着しました。
この小屋は昨年できたばかりのようで非常にきれいです。
中には男女別のトイレと6畳ほどの広間があります。

先に女性のハイカーに占拠されてしまったので中は撮影できず(・_・;)
ちょっとだけ小休止して先を急ぎます。

 

黒ボコ岩(8:18)~白山室堂(8:35)~御前峰(8:58)

 

この先も眺望のよいトレイルが続きます。
どうやら砂防新道に比べて、こちらの観光新道の方は人気が無いのかも?

確かに最初の勾配がキツくて登るのは大変でしたが、登り切ってしまえばこちらの方が景色はサイコーです。
個人的にはこっちの登山道が好きだなぁ。

トレイルの脇には高山のお花がいっぱい咲いています。

黄色いユリと緑のコントラストが鮮やか♪

雲の上へと続いていきます。

登山道はとっても整備されていて、危険な個所はほとんどありません。

 

黒ボコ岩というポイントに到着。

ここで観光新道と砂防新道が合流します。

合流ポイントを少し登ると木道が続く大平原に出ます。

 

高山植物を荒らさないように木道ができているんですね。
木道の上は傷めないようにゆっくりと進みます。

木道が終わって登り坂を過ぎればもうすぐチェックポイントです!

 

チャックポイントとなる室堂ビジターセンターに到着しました。
こんなに高いところにあるとは思えないほど立派な建物がいくつも建っています。

 

ビジターセンターの脇には大きな池があります。
きっと雪解け水が溜まってできたのでしょうね。
お花もきれいに咲いています♪

ビジターセンターは自由に出入りすることができます。
多くのハイカーでにぎわっていました。

ビジターセンター脇の外気温計を見るとだいたい13℃くらい。

半袖ランパンですが、少しひんやりして気持ち良いくらいですね。

ビジターセンターには色々な設備が備わっています。
夏場のシーズンには診療所や郵便局も常設されるんだとか。
宿泊棟もきれいですし、トイレや電話、売店に食堂など何でも揃っています。

ビジターセンターの裏手では新しく神社が建立されていました。
さすが霊山という感じです。

ちょっとガスってきてしまいましたが、山頂を目指すことにしましょう。

ビジターセンターから山頂に向かって綺麗な登山道が続いていきます。

 

途中で振り返るとビジターセンターの全容が見えます。
雲上のホテルという感じです。

火山帯っぽい登山道に変わって登り坂が続きます。

山頂まではあと少し~♪ がんばっていこー!

そして山頂に到着。
山頂には白山奥宮の社がたっていますのでお参りしていきましょう。

 

ここまでは晴れていたのですが、この後一気にガスってしまいました(;´Д`)

近くにいたハイカーの人にお願いして記念撮影。
この山頂である「御前峰」が白山で一番高いピークとなるようです。
標高は2,702mです。これで13座目クリア~♪

 

それにしても山頂付近はものすごい風です!
立っているのもやっとなくらい。息をするのも大変です。
周りを見渡してもガスだらけで何も見えないので、先へ進むこととします。

 

お池巡り(約1時間)

 

この先は山頂付近をぐるっと周る「御池めぐり」コースを進むことにしました。
ただ、ほとんどの人はピストンでビジターセンターに戻っていました。

その理由を後で知ることになろうとは・・・(・_・;)

 

山頂からすこし下るとガスが晴れて周りが見えるようになりました。

 

御池めぐりコースの方は火山帯っぽい道が続いていきます。
標高2,500m付近をランできる機会なんてなかなか無いですからね~( *´艸`)

周りを見渡せば雄大な景色が広がります。
それにしても飛行機の音がウルサイ・・・。

 

御前峰の先にある剣ヶ峰。ここは登ってはダメみたい。

登山道が雪渓におおわれているので雪の上を進みます。

雪解け水がきれいな水色になっているのは火山帯だからなのでしょうか。
自然の神秘です。

このように雪解け水でできた池がいっぱいあります。
どこを見ても自然の作り上げた景色に感動しっぱなしです。

残雪が陽に溶けて、それが風に吹かれて雪のように舞っています。
天然のシャワーの中を走っているような気分になります。気持ちいい~!

上の写真は翠ヶ池という一番大きな池です。

解説している案内板もあります。

それにしてもこちら側のコースには誰もいません。
山頂まではちょこちょこ人がいたのに、こちら側のコースには人の気配が全くありません。静かだ…。

ぐるっと回って千蛇ヶ池というところへきました。
少しづつガスがかかってきて視界が悪くなってきました。

ここから先は大きな雪渓を進んでいくことになります。

 

ガスが厚くなり視界がだんだん悪くなってきました。
しかも目の前は万年雪の大雪渓。
踏み跡を確認しながら先へ進みます。

 

途中にある道標も少し心許ない。
こちらからだと降り基調なのでアイゼン無しでも何とか進めますが、逆方向だとアイゼンが無いと進めないでしょう。
人の気配も全くしないので、ちょっと怖くなってきました。
後ろを振り返っても前を見ても、どこもかしこも真っ白~(-_-;)
ちょっとしたホワイトアウト状態です。

・・・と思っていたら、す~っとガスが少し晴れて視界が開けました。
ガスさえなければ何でもないのかもしれませんね。

ただ、やはりこの御池めぐりコースは難易度が高くて敬遠されているのかもしれません。
山頂から1時間弱歩きましたが、まったく誰とも会いませんでした。

 

ビジターセンターに戻ってほっと一息。
おにぎりを食べながら景色を満喫しました~♪

 

白山室堂(10:00)~砂防新道~甚之助避難小屋(10:30)~別当出合(11:10)

 

一息ついたので今度は下山していきます。

雄大な景色も見納めです!
大きな岩の上をピョンピョンと飛び移りながら進んでいきます。

少し雲が出てきてしまいましたが、それでも山の空気は素晴らしいです。

先ほどの黒ボコ岩の分岐点まで下ってきました。
下りは南側の砂防新道を進んでいきます。

登りで通った観光新道と比べて、明らかにハイカーの数が多いです。
やはりこちらの方が人気があるようですね。

 

すぐに前のパーティに追いついてしまうので気を付けながら先へ進んでいきます。

 

岩場が続きますが、足の置き場所が確保できるので軽快に下っていくことができます。

 

ついつい景色に見とれてしまい、足を踏み外さないように・・・。

 

途中にある甚之助避難小屋に到着。
こちらもトイレなどの設備が整っています。

ただ、売店や食堂があるのは登山口の別当出合と室堂ビジターセンターだけのようですね。

途中、荒れているところには木道がかかっています。
ホント登山道が整備されているので初心者にも優しい山ですね。

左手を見ると「不動滝」という大瀑布が見えます。
滝の音が聞こえてきそうなくらい雄大な眺めです。

 

登山道の途中にはベンチやテーブルなども多く用意されています。

トレイルもとてもきれいです。
やはり観光新道よりも砂防新道の方がラクと言えばラクです。

あっという間に下まで降りてきました。
川の途中に見える吊り橋を渡ればゴールは目の前です。

大きな吊り橋を渡っていきます。

吊り橋を渡りきれば別当出合の登山口に到着~♪

 

戻ってきたのが11時過ぎなので、ちょうど空いている時間に帰ってくることができました。

 

今回のタイムは4時間30分。標準コースタイムは9時間30分なので圧縮率は47%!
目標の60%はクリアー!

でももうちょっとゆっくり楽しんでも良かったのかな(・_・;)

累積標高差 1,682m
距離は約16キロほどの行程でした。

 

アフターラン

 

駐車場で片付けをして車で移動。
別当出合の駐車場から10キロほど移動した白山温泉郷にある「白山天望の湯」という公営の温泉施設に寄っていきました。

入浴料は650円。
中には内湯と露天風呂が2ヶ所あります。

 

露天風呂からは白山の山頂が見えます。雄大やね~♪

 

温泉の横には白山砂防科学館という施設もありました。

帰りは「白山白川郷ホワイトロード」という有料道路を通ってドライブも満喫。

 

この有料道路は白山国立公園の中を走る気持ちの良いワインディングです。
右手に白山の雄大な姿を見ながら帰りました。

途中、飛騨の中心地である高山に寄り道。

 

「鍛冶橋」というお店で「飛騨牛ラーメン」を頂きました~( *´艸`)
肉厚の飛騨牛ローストビーフがたっぷり入った絶品です♪ お値段は1,200円なり(*´з`)

気持ちもお腹も満腹になった白山の旅でした♪

 

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