甲武信ヶ岳でトレイルラン! 美しすぎる紅葉の西沢渓谷を見下ろす絶景の百名山

2014年10月28日(火)、山梨県にある甲武信ヶ岳にトレイルランに行ってきました!
百名山チャレンジも8座目です。

紅葉の西沢渓谷の美しさは一見の価値アリですよ♪

 

甲武信ヶ岳の概要

甲武信ヶ岳(こぶしがたけ)は、山梨県・埼玉県・長野県の3県の境にある標高2,475mの山で、奥秩父山塊の主脈の中央に位置しています。
甲武信岳(こぶしだけ)とも呼ばれ、甲州(山梨県)、武州(埼玉県)、信州(長野県)の境にあるのでこの名になっているとされる説が有名です。
千曲川(新潟県に入ると信濃川)、荒川、笛吹川(釜無川と合流し富士川となる)の水源の地。
この山系の中で一番高いというわけではなく、すぐ隣の三宝山のほうが標高が僅かに高くなっています。

深田久弥曰く、

「甲武信は秩父のヘソ」

ということです。

【本日登ったピーク】

木賊山 2,466m
甲武信ヶ岳 2,475m

 

コース概要

今回は甲武信ヶ岳に登る前に、麓にある西沢渓谷をぐるっと一周しました。
そのあと、西沢渓谷の登山道から徳ちゃん新道を登り、木賊山を経て甲武信ヶ岳へ。
帰りは近丸新道経由で下るつもりが、途中でハプニングがあり引き返して徳ちゃん新道で戻りました。

甲武信への登山ルートは大きく分けて二つ。

長野方面から登るルートと山梨方面から登るルートがありますが、どうしても西沢渓谷に行きたかったので山梨ルートを選択しました。

登山スタート地点まで

 

甲武信ヶ岳までのアクセスはそんなに悪くないので、いつもよりもゆっくりと自宅を出発。

午前4時半過ぎに自宅を出て、山中湖・河口湖経由で山梨県の一宮御坂へ。
石和温泉郷を通り抜けて、埼玉県の秩父市へ抜ける「雁坂みち」を北上します。
雁坂みちを北上していくと、雁坂トンネルというながーいトンネルにぶつかるのですが、今回はそのトンネルのすぐ手前にある「道の駅みとみ」に車をデポします。

自宅から約2時間ちょっとで道の駅みとみに到着。

午前7時前ですが駐車場はガラガラです。道の駅みとみのすぐ脇には登山者用の無料駐車場もあります。

道の駅でトイレを済ませ、支度をして準備運動。

それにしても今朝は寒い。寒暖計を見ると、なんと3℃です!(-_-;)

いつもは長袖一枚ですが、さすがに今日は冷えるのでジャケットを着ていきます。

ここから1キロほど車道などを経由して西沢渓谷入口へ入っていきます。

 

 

西沢渓谷周遊(6:50~8:15)

 

実は、今回の行程で一番来たかった目的は「紅葉の西沢渓谷」を巡るコト。

どちらかというと甲武信ヶ岳はサブの目的です。

西沢渓谷入口の看板を過ぎて売店や駐車場を通過し、しばらくは舗装された登山道を進みます。

途中の橋から見える「なれいの滝」。

西沢渓谷にはこのような滝がいくつもあります。

紅葉と滝のマッチングが素晴らしいです。

西沢渓谷の入り口から1キロちょっと走るとコースの分岐点に出ます。

ここにはトイレやベンチもあります。

渓谷をぐるっと一周してこれるルートになっていますので、まずは南側からまわっていくことにします。

 

この渓谷周遊道をぐるっと回ると約10キロほどの行程があります。

歩く人にとっては1日がかりですね。

 

南側の渓谷沿いのトレイルはよく整備されていて非常に走りやすいです。

途中で林道との分岐があります。

・・・ちょっと間違えて1キロほど林道方面へ行っちゃいました。慌てて戻ります(-_-;)

トレイルの下を見ると、なにやら鉄道の軌道のようなものが見えます。

なんだろう・・・と思っていると・・・

どうやらこのあたりには、昔トロッコ列車が走っていたようです。

昭和43年ごろまで、実際に木材や珪石などを運搬するのにつかわれていたようです。

当時の面影を残すようにトロッコが展示されていました。

しばらく行くと、このような橋がいくつも出てきます。

下をのぞきこむと結構高いですよ (>_<)

大展望台と呼ばれる場所に到着。ここからは秩父の山並みが良く見えます。

写真の中央左寄りに見える山が、これから登る木賊山です。

甲武信ヶ岳は木賊山のピークの向こう側にあるので、ここからは見ることができません。((+_+))

「ひこいっちゃんころばし」だって。

 

彦一さんは災難でしたね・・・。現代のひこいっちゃん?は気を付けて進みますよ(^o^)丿

周遊道の一番奥のポイントに到着しました。紅葉がきれいですね~♪
黒金山の登山口がありました。今日はそっちにはいきません。

一番の最奥ポイントから渓谷の沢沿いまで一気に下ります。

沢沿いの渓谷道に出ました。水のせせらぎが良いですね♪

渓谷沿いの道は岩場が多く濡れて滑りやすいです。

途中で渡渉しなければならないポイントもいくつかあるので靴もビシャビシャ。

もちろん走れません。走ったら確実に転びますな。

渓谷沿いの道をしばらく行くと「七ツ釜五段ノ滝」という有名なポイントに到着!

写真ではなかなか伝わらないかもしれませんが、その雄大さと水の美しさに心を奪われます。

しばらく立ち止まって滝に見とれていました。

滝つぼの水の蒼さと紅葉の黄赤のコントラストがサイコーです!来てよかった~♪(^o^)丿

滝の余韻を感じながら先へ進みます。

しばらく渓谷沿いの道を進んでいきます。

最奥ポイントに着くまではほとんど誰にも会わなかったのに、このあたりに来るとハイカーがいっぱいいました。

水がホントにきれいですね♪

沢沿いの道は岩場が多くて濡れています。

気を付けないとホントに転びそうです。

途中で木階段をずーっと下っていきます。

やっぱり西沢渓谷に行くなら秋が一番いいかなぁ(^O^)

渓谷沿いの道が終わるとふかふかのトレイルに入ります。

途中でながーいつり橋が出てきます。

調子に乗って走って突入したら、橋がグワングワン揺れてビックリ!(>_<)

橋はゆっくりわたりましょうねw

周遊道の終わりが近づいてきました。閉鎖された西沢山荘に到着。

このすぐ脇から甲武信ヶ岳への登山道が始まっていきます。

 

 

登山口(8:20)~新道分岐(9:17)~木賊山(10:18)~甲武信ヶ岳(10:35)

旧西沢山荘のすぐわきに徳ちゃん新道の入り口があります。

登山道入り口で小休止したあと、登山のスタートです。

しばらくはこのようなトレイルが続いていきます。

今週末にフルマラソンの大会があるので、できるだけ足を使わないようにしないと・・・。

ひたすらに登山道を上っていきます。だんだん陽気もあたたかなくなってきてポカポカです。

ジャケットを着ていると、ちょっと暑いくらいになってきました。

ただ・・・ほとんど眺望が無いし、変わり映えもしない登山道なので飽きてきちゃう・・・。

 

平日ということもありハイカーも少なめです。

登山マークも少ないので踏み跡を頼りに登っていきます。

途中で眺望が開ける個所があり、振り返ると富士山が見えました。

富士山頂は白いお化粧ですね~♪ やっぱり富士山を見ると心が落着きます。

狭い低木の間の登山道。枝を振り分けながら進まなければなりません。

だんだん勾配が急になってきました。気合で登るぞ~(ー_ー)!!

ずっと何も目印がなかったのですが、ようやく道標らしきものが出現!

徳ちゃん新道と近丸新道の分岐に到着。

帰り道にこの場所でアクシデントが発生してしまいます・・・。

細いトレイルを進みます。。。

ひたすらに登っていきます。ずーっと登りです。

登山口の標高が約1,200m、山頂が2,500m弱なので、1,000m以上ずっと登りが続いていきます。

石も多くなり、ザレザレになってきました。

勾配もきついなぁ・・・。

ちょっと眺望が開けた岩場に到着!

振り返ってみると・・・

おー、絶景です!遠くに富士山も見える~♪

写真の左下に見える湖のところに道の駅があります。

あんなとこから登ってきたんだなぁ。

ふと岩場から下を見ると崩落していました。気を付けて進もう。

 

岩場から少し先へ進むと、雁坂峠へ続く道との分岐に出ます。

途中のチェックポイントの木賊山(とくさやま)まではあとちょっと。

 

そして木賊山に到着!誰もいないので自撮りしてみました(-。-)y-゜゜゜

山頂といっても何もなし。眺望もありません。

こっから甲武信ヶ岳が見えるかと思っていたので残念(>_<)

木賊山の山頂を少し下ると甲武信山荘にでました。

・・・人気のない山荘。今日はお休みだそうです。

山荘の脇から甲武信ヶ岳の山頂へ続く道があります。

山頂まではあとちょっと!気力で登っていきますよ!

そして山頂に到着!1組のグループがいました。

山頂周辺はそんなに広くありません。三角点や祠なんかも無いです。

ハイカーさんたちと談笑して過ごしていると、さっき追い抜いたスピードハイクの方とも合流。

フェイスブックやこれからの行程のこととかいろいろお話して楽しい時間を過ごしました。

こういう出会いっていいですよね~(^o^)丿

 

お願いして記念撮影をしてもらいました。この石積みの上には登れるように階段があります。

山頂付近から眺める富士山。

西方面の山々・・・。甲武信ヶ岳からは百名山のうち43座が見えるそうです。

ゴメンナサイ。正直、どの山がそうなのかわかりません。

山座同定できるようになればいいんですけど・・・。

山頂付近でしばらくお話したり、補給食を食べたりした後、下山することにします。

 

甲武信ヶ岳山頂(10:53)~新道分岐(11:45)~近丸新道最下点(12:08)~新道分岐(12:52)~登山口(13:32)~道の駅(13:47)

 

甲武信ヶ岳の山頂から下山して甲武信山荘へ。

そこからは木賊山のピークを経ずにまき道で戻ります。

まき道をすすんで行くと雁坂峠への分岐へぶつかります。

雁坂峠経由で行こうかとも思ったのですが、あまり足を使いたくなかったのでおとなしく下山します。

下山道も同じ道・・・

 

さきほどの岩場まで戻ってきました。

そして新道の分岐ポイントに到着。

ちょっと暑くなってきたので、ここでジャケットを脱いで長袖一枚になりました。

このことがアクシデントの引き金になろうとは思いも知らず・・・。

 

登りは徳ちゃん新道で登ってきたので、帰りは近丸新道で下ります。

落ち葉でふかふかのトレイルを進みます~♪

勾配もそんなに急ではないので気持ち良く進めます。

 

途中で岩場もありますが、下りは気持ちよくいけますね!

沢沿いの道まで下ってきました。

・・・と、ここであることに気づきます。

腕に巻いていたスマートフォン入りのアームポーチが・・・無い!((+_+))

・・・あぁっ!さっきの分岐でジャケットを脱いだ時に腕に巻いていたアームポーチを外したので、そのときに置いてきちゃったんだ!

分岐の標高は約1,900m弱。今の標高が1,300mなので、戻るにしても600m近くも登り返さなきゃいけないのか!

あぁぁぁ・・・(-_-;)

でも悩んでいる暇はありません。分岐まで戻ることにします。

さっきまで快調に飛ばしていたトレイルの長く感じるコト・・・。

足取りも重く、ヒィコラ言いながら登っていきました。

そして分岐まで戻ってみると・・・

無い!!!

確かにここに荷物を置いてジャケットを脱いだので、間違いはありません。

あぁぁ、どこへいってしまったのか・・・。

色々考えて、もしかしたら親切な人が拾ってくれているのかもしれないという結論に。

登り返してきたときには誰ともすれ違わなかったので、いるとすればきっと徳ちゃん新道の方だ!

そう信じて徳ちゃん新道を下っていくことにしました。

登りのハイカーさんが拾っていたらどうしよう・・・

プライベート用のスマホなので仕事には差し支えないけど、無くなったら大変だなぁ・・・

紛失の手続きはどうしたらいいかなぁ・・・

そんな不安な気持ちを感じながら登山道を下っていきます。

しばらく下ると一人のハイカーさんを発見!

声をかけて事情を話すと、なんと拾って持っていて下さりました。

持っていこうかどうしようか迷ったけど、下って警察に届け出ようと思っていてくれたらしいです。

 

いやぁ・・・、それにしても見つかってよかった!(^_^.)

何度もお礼を言って、先に進みました。

ようやく気持ちもホッとして力が抜けてしまいました。

こんなときは一番ケガをしやすいので、あとは歩いて下山することにしました。

徳ちゃん新道の登山口に到着。

ここからは朝通ってきた道を戻ります。

 

西沢渓谷は今週末あたりが一番の紅葉の見ごろかもしれませんね。

 

西沢渓谷の売店です。やはり信玄餅が名物なのかな?

そして道の駅に戻ってきました~♪

アクシデントがあったせいで 1時間以上ロスしてしまいましたが、無事に帰って来れて何よりです。

 

アフターラン

 

おなかも空いたので道の駅みとみで軽くご飯を食べました。

「みとみ名物いのくまラーメン(550円)」と恒例のアフターコーラ♪

ラーメンのお味は・・・化学調味料の味しかしないんですけど・・・(-_-;)

まぁ、疲れているときには何食べてもおいしいです。

ご飯の後、オススメと書いてあった「はやぶさ温泉」に入っていこうと思ったのですが、火曜日定休日らしくてお休みでした。

せっかくここまで来たので、昔よく来た笛吹市にある「ほったらかし温泉」に寄って行きました。

大人800円。温泉の周りにはいろいろな売店や食堂などもあります。

多くの人で賑わっていました。

ここの温泉の目玉は、やっぱり温泉から見える景色です。

甲府盆地の街並みが一望できます。

(温泉のHPより)

広い露天風呂から街並みや山々を見ることができます。お勧めですよ~♪

営業時間も日の出1時間前からやっているので、早朝から訪れるのもありかも?

 

本日の走行距離は約26キロ。累積標高差は2,550mになってしまった・・・。

標準コースタイム(登り返し含む)は15時間のところ、約7時間なのでCT短縮率50%は達成。

甲武信ヶ岳だけなら標準CTは9時間くらいだと思います。

トレイルランするなら、甲武信ヶ岳よりも西沢渓谷周遊の方が断然オススメです。

 

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