トレイルランで山へ行くなら山岳保険に加入するべき~危険は隣り合わせ~

トレイルランニングはとても楽しいスポーツです。
ただ平地を走るマラソンと比べれば、起伏もありますし坂も多いのでケガなどのリスクはとても高くなります。
また、ある程度標高のある山岳地帯や人里離れた場所に入って行けば、遭難や道迷いなどのアクシデントも考えられます。

安心してトレイルランを楽しむためには、いざという時に備えて保険に入っておくことが欠かせません。

 

マラソンに比べてトレイルランは危険が多い

 

舗装された道路や公園の周りを走るランニング・マラソンと比較して、森の中や山の中を走るトレイルランニングは非常に危険が多いと言わざるを得ません。

未舗装のトレイル(登山道)を走るわけですから、地面には大小の石や木の根っこなどの障害物がいたるところにありますし、鎖やロープ、梯子などを使わなければ先へ進めないところもあります。
朝露や雨などで地面がぬれていれば、思いがけない場所で滑って転ぶこともあります。
足元の方ばかり気を取られていると、頭上の枝に頭をぶつけることもあります。
頭上の崖の上から落石が降ってくることもあるでしょう。

気をつけなければならないのはケガだけではありません。

山岳地帯では天気も非常に変わりやすいです。
山のふもとの方では少し曇っている程度であったとしても、山頂付近では大雨だったりすることもあります。
天気の変化も早いので、気が付くと周りが霧で真っ白。
視界が全く無くなってしまうコトも良くあります。
車などが走る道路であれば、道沿いに進んで行けばいずれどこかにたどり着くというコトも考えられますが、山の中ではそうもいきません。
最悪の場合、「遭難」という事態も考えられます。

このようにトレイルランニングには、街中を走っているときには考えられないようなアクシデントも多く潜んでいるのです。

 

どのようなリスクに備えておくべきか

 

そのため、トレイルランなどをする場合には「登山」と同じ若しくはそれ以上のリスクに備えておく必要があります。
備えておかなければならないリスクとしては「ケガ」と「遭難」の二つがあります。

ケガのリスク

トレイルランをしていれば、かなりの確率で石や木の根っこなどでつまづきます。
また、思いがけず滑ってしまうことも良くあることです。
そのような危険をうまく回避していくのもトレイルランの醍醐味なのですが、やはりそれでも転ぶことはしょっちゅうです。

転んでもうまく倒れるという上級テクニックもありますが、やはり転べば痛いもの。

また、足首を捻ってしまい捻挫をしてしまう人も多いです。
慣れてくれば、うまく衝撃を和らげることも出来るようになってきますが、それでもひねれば痛いもの。

多少の切り傷や擦り傷、軽い捻挫程度であれば、数日休めば回復します。
ただ、骨折や脱臼などしてしまえば病院に通う必要もあるでしょう。

そのような場合に備えて、通院費や入院費を保障してくれる「傷害保険」に加入しておく必要があるかもしれません。

遭難のリスク

トレイルランは近くの公園の未舗装路を走るという気軽なものから、標高3,000m級の稜線を走るスカイランニングと呼ばれるカテゴリーまで、幅広い走で楽しむことが出来るスポーツです。
近くの公園程度であれば大丈夫でしょうが、ちょっとした山に入るようであれば、必ず「遭難」のリスクに備えておかなければなりません。

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万が一、山で遭難してしまった場合、救助に係る費用は相当なものです。
例えば捜索のために救助ヘリを飛ばした場合、ヘリに係る費用は「1分1万円」と言われています。
大がかりな捜索になれば、創作活動や救助活動に係る費用は300万円以上になることもあるそうです。

自分はちょっと下山が遅れた程度のつもりだった・・・と思っていても、心配した家族が捜索願を出しているかも。
基本的に捜索や救助に係る費用は自腹です(当たり前ですが・・・)。

そのような捜索や救助に備えた費用を保障してくれる「遭難保険」というものも用意されています。

 

おすすめの保険とは

 

上記のようなリスクに備えて「傷害保険」と「遭難保険」の2つを検討しておいた方が良いと思います。

オススメの保険としては次にあげるようなものです。

JRO(ジロー)

遭難保険の中では一番コストパフォーマンスが良いかなと思います。
日本山岳救助機構合同会社というところが運営している「山岳遭難」を対象とした保険です。

入会金が2,000円、年会費が2,000円ですが、年間の捜索実績に応じて負担金などの調整額が発生します。
例えば、年間の捜索費用支払額が多ければ一人当たり負担額が数百円多く発生しますが、捜索費用が少なければ逆に割戻金が発生します。
だいたいトータルすると平均化されるので、2年目以降の負担額は2,000円前後で安定すると思います。

330万円までの捜索費用については補てん(カバレージ)してくれます。
ただ、ケガなどの入院や通院に関する費用は補てんはしてくれません。

会員になることで、保険だけでなく会員向けの「山の天気を予測する」「自助力アップ講座」など山で役に立つ情報セミナーなどにも参加することが出来ます。

jRO 日本山岳救助機構合同会社

山岳登山の総合保険

ランクラブメンバーよしさんから情報を頂いた保険です。
木村総合保険事務所というところが企画・販売している保険のようです。
(引受保険会社は富士火災海上保険)

遭難などの救助に対応するほか、自分が引き金となって相手に損害を与えてしまった場合の賠償保険や傷害保険などもセットになっています。
保障額は救助費用については500万円~、死亡保障150万円~、個人賠償1億円という内容になっています。
保険料は年間9,000円から保障内容に応じて増加していくカタチです。

山岳保険、登山保険、ハイキング保険は木村総合保険事務所

JMA山岳保険

公益社団法人日本山岳協会が主催するトレイルランプランの保険があります。
(引受保険会社は三井住友海上)

日本山岳共済会(年会費1,000円)に加入する必要がありますが、保険料(共済金)が2,240円からということでリーズナブルです。

遭難などの救援費用以外にも傷害保険や個人賠償保険もセットでついています。
保障額は救援費用300万円、傷害補償150万円、個人賠償1億円という内容になっています。

JMA山岳保険

モンベル野あそび保険

アウトドア用品メーカーのモンベルが企画・販売しているアウトドア保険です。
(引受保険会社は富士火災海上保険)

この保険の特徴は1泊2日から加入できること。
「普段はあまり山などにはいかないけれど、年に2~3回程度は遊びに行く」
と言う人には向いているかもしれません。

モンベルメイト(年会費1,500円)という会員になる必要がありますが、1泊2日の保険料が250円ということでリーズナブルです。
保障額は救援費用300万円、傷害補償300万円、個人賠償1億円という内容になっています。

費用は安く抑えられますが、山に行くたびに保険に申し込まなければならないのがデメリット。
月に何度も山に行くような人は手間がかかってしまうので面倒くさいかもしれません。

モンベル | 保険 | モンベル野あそび保険(国内旅行傷害保険)

 

まとめ

 

上記以外にも様々なタイプの保険があります。
自分にあったものを選んで加入を検討してみて下さい。

自分はJROの山岳保険に加入していますが、JMA山岳保険もなかなか良さそうですね。
ちょっと切り替えも検討してみます。

トレイルランをする上で絶対に加入して頂きたいのは「救助に関する遭難保険」です。
ケガなどの保険については、一般の生命保険や傷害保険などでもカバーできますが、救援費用だけはカバーすることが出来ません。

保険会社は何処でもかまいませんが、必ず加入しておくようにしましょう!

 

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