
子供たちにも「税金の意味」を知ってもらおう!~租税教室を通じて~
どうも。走る税理士 鈴木一彦(@hashiruzeirishi)です!
最近は税理士会の活動のひとつである「租税教室」で色々な学校を回らせていただいています。
この4月から税理士会小田原支部に新たに「租税教育推進部」というモノが出来まして、その初代部長にワタクシが任命されました。
神奈川県の中で租税教育に一番チカラを入れているのが小田原支部なのです!
(^^)/エッヘン
今月は地元の高校を中心に租税教室を行っているのですが、教えに行っている側が子供たちから色々と教わっていることも多いのですよ・・・。
税理士による子供たちへの「租税教室」とは?
租税教室は小学校、中学校、高校生に対して「税金がなぜあるのか、税金は誰のためにあるのか」ということを知ってもらうための企画です。
「なぜ税金があるのか?」ということは子どものうちから知っておいた方が良い~租税教室を通じて~
もともと自分は学生時代は学校の先生になるのが夢でした。
カタチは若干違いますが、それでも子供たちに授業をすることが出来たので「夢のひとつがかなった」と言えますね。
だいたい1時間弱の時間を使って、子供たちに税金のことについてお話をしていきます。
▼ みんなの身の回りにはどんな税金があるのか
▼ どのようなモノに税金が使われているのか
▼ 誰が税金の使い道を決めているのか
▼ もし税金がなくなってしまったら社会はどうなってしまうのか
このようなことを中心に、ちょっとしたアドリブやアレンジを加えながら授業を進めていきます。
小学校、中学校、高校だけではなく、大学や一般の方向けの租税教室もあったりするんですよ。
もちろん、その年代や知識の量にあわせて内容は変更していきますけどね。
大人向けのセミナーの講師もやったりしますが、子供たちの前で話す方が緊張したりします。
小学生の子たちは興味津々で話を聞いてくれますからね!
子供たちは税理士という仕事を知らない
税金の話はもちろんするのですが、高校では「税理士という仕事」についても話をしたりすることがあります。
もう少し大人になって社会に出るようになれば、税金を申告したり納めることは当たり前になっていきますからね。
そんなときにお手伝いをするのが税理士の仕事です。
ただ、高校生にとっては税理士という仕事はあまり縁があるモノではありません。
「税理士って知っていますか~???」
という問いかけに対して、生徒から返ってくる反応のさみしさと言ったら・・・。
私自身、高校生の頃には税理士という職業を知りませんでしたしね。
実際に税理士を知ったのは、大学に入って簿記の勉強を始めたときです。
と言っても、同じ士業であっても子供たちが知っているのは弁護士くらいです。
弁護士はテレビドラマなどでも良く出てきますから。
税理士がテレビなどのメディアに出てくることは、ほとんどありませんからね~。
税理士が主人公のドラマとかあったら結構面白いお話が出来ると思うんだけどな。。。
もうちょっと税理士が子供たちが目指すようなメジャーな仕事になれるようにアピールしていかないと!
最近は税理士志望者も減っているので業界全体で底上げしていきましょう。
税理士会では様々なところで租税教室をしていきますよ!
小学校や中学校などの学校以外でも、税理士会では色々なところで租税教室を行っています。
昨年の秋には鎌倉市にある鎌倉女子大学の教育学部4年生の子たちに半日かけて租税教室を行いました。
内容は「所得税と消費税しか無かった場合に、どっちの方が公平性を保てるか?」というようなこと。
AグループとBグループに分かれてディスカッションを中心に税について考えてもらいました。
また、今年の夏にはFMヨコハマで放送されている「教えて!税理士さん」のコーナーのスペシャル版「夏休み♪親子で学ぼう!租税教室」のメイン講師をさせていただきます。
横浜のランドマークタワーにあるFM横浜のスタジオで公開放送されますので頑張らなければ!
今年はいろいろな場所で租税教室をやりますので楽しみにしていてください~♪
まとめ
法人税や所得税、相続税の申告などの仕事以外にも、税理士は様々なワークに取り組んでいます。
もっと税理士の知名度を上げるためにも頑張っていきます。