
ブログを実名でアップすることのメリットとデメリット
このすずき会計のウェブサイトでブログを書き始めてから1年ちょっと。
それまでも他のサービスを使ってブログを書き続けてきました。
最初にブログを始めたときは、そのブログでしか通用しないハンドルネームで記事を書いていました。
前の事務所を退職して税理士として独立開業したのをきっかけに、それまでのハンドルネームから自分自身の本名でブログを書くことを始めました。
ハンドルネームではなく実名でブログを書くことについて考えてみます。
最初はハンドルネームを使っていた
ハンドルネームとは、インターネットなどのネットワーク上で活動するときに用いられる別名のこと。
芸能人で言えば「芸名」のようなモノです。
私がブログのようなモノを始めたのは20歳代の中ごろのこと。
まだ今の様なブログサービスは無く、日々の日記のようなモノをネット上にアップしただけのモノでした。
その当時はめちゃくちゃクルマにハマっていて、自分や友達の車の写真とかドライブに行った時の話などを仲間内で共有するためにブログにしていました。
今でいうところのFacebookのような使い方です。
ただ、ウェブ上のサイトなので誰でも見ることは出来ます。
(ほとんど見ていた人はいないと思いますけど・・・)
ですので個人が特定されないように、自分も仲間もハンドルネームでやり取りしていました。
そのサイトは長くは続かなかったのですが、それがハンドルネームを使うきっかけでしたね。
その後、本格的に税理士試験にチャレンジを始めたとき、勉強するモチベーションをアップするために再びブログを始めました。
再開した頃には色々なブログサービスが登場していました。
FC2ブログやYAHOO!ブログ、はてなブログなど色々なブログサービスがありましたが、自分が選んだのはAmebaブログ、通称「アメブロ」というモノ。
今でもブログサービスの中では一番人気のサービスです。
税理士試験の受験生ブログとして受験ネタを中心に色々と記事を書いていましたが、その頃も実名ではなくハンドルネームを使っていました。
今でもアメブロは続けていますが、カタチ的にはハンドルネーム「走る税理士かずぅ」として記事を書いています。
(まあ、リンク先に実名が上がっているのでハンドルネームの本来の意味はないですけどね・・・(・_・;))
今でもアメブロでも記事をアップしています。
ほぼサテライト記事(本来のブログへのリンクサテライト)として利用していますが、編集後記的なこともアップしています。
税理士として独立開業、「すずき会計」のウェブサイトでブログを書き始めてからは、もちろん記事は本名での投稿です。
(自社サイトでハンドルネーム使う意味もないですし)
アメブロでは匿名でブログを書き続けようか迷いましたが、敢えてハンドルネームから実名で記事を書く方向に切り替えました。
実名で記事を書くメリット
実名で記事を書くことについてどのようなメリットがあるでしょう?
記事への信頼性がアップする
実名で記事を書く以上は記事に「ウソ」を書くことは出来ません。
もちろん例え匿名であったとしてもウソを書いてはいけませんが、匿名で書く以上にハードルは上がります。
それだけに読む人にとっても「実名で書いている以上、間違ったことは書いていないだろう」ということで記事に対する信頼感は高まります。
特に税理士や弁護士などはその道での専門家です。
記事の信頼性をアップさせるためにも、「専門家としての立場で書いた記事」というお墨付きを与えることができます。
自分自身の認知度もアップする
実名で記事を書くことにより、そのブログを読んでくれた人に対して「私自身がどういう人物であるのか」ということを知ってもらうことができます。
実際にお会いすれば、もっと自分自身のことを知っていただけると思うのですが、ある程度ブログを呼んでもらえば自分のことも知ってもらえるでしょう。
また、写真と一緒に見てもらえれば自分の印象も強く残ってもらえるはずです。
初めてお会いした方に「ブログ読みましたよ~♪」と言っていただくことがあります。
その頻度も多くなってきました。
自分が思っている以上に読んでもらってるんだなと感じます。
SEO的にも効果がある
本名でブログを書いているとGoogleなどで「鈴木一彦」という検索ワードで引っかかるようになります。
(安心してください!某組織の幹部ではありません。(;´Д`))
自然と自社サイトの検索順位もアップします。
SEO(検索エンジン最適化)にも効果があるので、特に自分自身でビジネスなどをされている方は実名でブログを書くことをオススメします。
実名で書くことのデメリット
ただ実名でブログを書くことにはデメリットもあります。
記事で書けることが限定される
匿名であれば、業界の裏話やあまり表に出せないような記事もかけるのですが、実名ではそうもいきません。
ある程度は記事にする内容が限定されてしまいます。
プライベートについては書けない
個人事業主なので仕事とプライベートの住み分けがもともと難しいのですが、それでも深い内容まで記事にはしにくいです。
また個人的な思想や政治的なことなども記事には出来ません。
ブログ上では私人としての立場は控えないと・・・
記事を書くのに時間がかかる
記事の内容については注意を払っていますが、自分のブログで誤解を与えてしまう可能性もあります。
「あのサイトに書いてあったから・・・」
そのように思われてしまうリスクもあります。
信頼性が高いことはメリットなのですが、それだけに記事の内容には十分に注意をしておく必要があります。
記事を一つ書くにしてもそれなりの時間がかかってしまいます。
まとめ
ブログを実名でアップしていくには、それなりの制約を覚悟しておく必要があります。
自分自身の思ったことなどを気軽に書きたいのであれば、敢えて実名を晒すことも無いでしょう。
ただ、「自分自身をアピールしてつながりを作りたい」という人は、実名で書くことはメリットが大きいです。
是非、お店のブログなどを書いている人は
「こんな人が記事を書いているよ~」
ということをアピールするために、「本名+顔写真」付きでブログを書いてみて下さい。
きっとお客様から親近感を持ってもらえると思いますよ~♪