
自分にとっての育メンとは「仕事も家庭も大事にしているパパ」なのかと思って
どうも。走る税理士 鈴木一彦(@hashiruzeirishi)です!
仕事と家庭をどうやって両立させてバランスをとっていくかというのは難しい問題です。
生きていくためにはお金を稼がないといけないので仕事も必要、だからと言ってずっと仕事ばかりでは何のために生きているのか分からないですよね。
特に奥さんや小さな子供がいる家庭では、どうやってそのバランスをとるかというのは重大問題です。
仕事をとるか、家庭をとるか、はたして正解なんてあるのでしょうか
父親とは子供と一線置かれた存在でありたい
最近は育児に積極的なパパ、通称「育メン」も増えてきました。
私の周りにも育児にとっても積極的なパパたちがいっぱいいます。
子供の出産に合わせて仕事量を調整したり、子供と一緒にいる時間を少しでも多くしたり・・・。
同じパパとして、正直「すげーなー」と思う部分も多い。
ただ、もし自分がそういう状況をつくれたとしても、きっと同じようにはしていなかったでしょうね。
もちろん、子供のことは大好きですし、少しでも一緒にいたいという気持ちもあります。
子供が小さいうちというのは短いですから、その時期を子供と過ごすのは貴重なコト。
それでも、何となく父親というのは「子供にとって一線置かれた存在」という立ち位置にいたいというのが自分の考え。
そばにいるのは母親、それを守るのが父親。
そういうオールドタイプと言われそうな考えを持っている自分がいます。
試験勉強で育児に全く協力できなかった不良パパ
自分は子供が生まれたときにはバリバリの税理士受験生でした。
子守歌の代わりに法人税の条文を読んでいた不届きモノです。
週末は資格の専門学校に通って朝から晩まで自習室にカンヅメ。
家に帰れば嫁も子供もすでに寝ている状態でした。
試験直前には嫁さんは子供を連れて実家に里帰り。
子供の世話もじーちゃんばーちゃんにまかせっきりという最悪パターン。
そんな試験勉強から脱却できたのは子供が3歳の時。
ホントはもっと育児に協力するのが理想なのでしょうが、「税理士になる」という自分の夢に嫁と子供を巻き込んでしまいました。
今でも嫁にも子供にもうしろめたい気持ちが若干あります。
そんな不良パパであったのにもかかわらず、家族は「がんばって!」と応援し続けてくれました。
そんな家族に恩返しをする方法は、「つかんだ夢で家族を幸せにする」ということなんじゃないかなと思っています。
こどもが「税理士になる!」と言ったことが答えなのかと思って
子供が一年生になるのと同じタイミングで、勤めていた会計事務所を辞めて独立開業しました。
子供の学年と自分の開業した年は同じ。
開業して4年目を迎えたので、息子も一緒に4年生になりました。
そんなやんちゃ坊主ですが、最近「大人になったら税理士になる!」と言うようになったんです。
これって、ある意味で父親の仕事を認めてくれているのかなぁって思っています。
自分では仕事のために家族を振り回していた気がしていました。
土日も仕事が入ってしまって休みが取れないときは、息子から「税理士なんてやめちゃえばいいのに」と言われたときもあったんですよね。
その一言を言われたときは「あー、働き方が間違っていたかな」と反省もしていました。
でも、最近は仕事で休日出勤になっても「いってらっしゃい!」と言ってくれるようになりました。
そして、自分も将来税理士になりたいと言っています。
一緒にいる時間を長くするというのも大事だと思うのですが、自分の働いている姿を見せるというのも大事なことなのかなと思っています。
ただ、休日に働いた分の代わりの休みもきっちり取って、家族と一緒の時間も作るというのも大事ですけどね。
まぁ「仕事も家庭もどっちも大事ー!」というスタンスでもいいのかな、と思っています。
子供になりたいって思われるような仕事っぷりを続けていかないとね。

~更新が滞ってスイマセン~
ブログの更新が滞ったまま、あっという間に5月も終わってしまいました。
本当はもっと早いタイミングでブログも再開したかったのですが、色々と準備しないとならないことが多くてなかなか再開にふみきれず・・・。
「ブログを再開しなければ・・・」という思いと「ブログなんてもういいかなぁ・・・」という思いの間で揺れておりましたが、ようやく復帰できそうな見込みに戻ってきました。
まだ落ち着かない部分もありますが、6月以降はチョコチョコと更新していきたいと思います。