
パソコンが壊れたら大丈夫?~いざという時のために・・・
昨日、サブで使っていた仕事用のパソコンが壊れました。
ソニーの「VAIO FIT13A」というノートパソコンを使っていたのですが、電源を入れてもモニターに何も映らなくなってしまったのです。
電源ランプは点くので本体自体の故障ではなさそう。
どうしようもないのでVAIOのカスタマーセンターに電話して対処法を確認しました。
やはりハード的な故障のようで、症状を確認したら修理代で最低でも40,000円ほどにはなるとのこと。
パソコンに限らず、機械的なモノはいつ故障が起きるか分かりませんので、事前に準備をしておく必要があります。
メーカーの保証は基本的に1年
モノやメーカーによって異なりますが、パソコンなどの場合、メーカーの保証期間は1年以内という設定が多いようです。
1年以内の故障であれば、メーカー側の対応で修理にかかる費用は発生しません。
もちろん、普通に使っていて壊れた場合に限ります。
不注意で落としてしまったり、水をこぼしてしまったりするようなケースは対象外です。
ただ、たいていの場合、故障などのトラブルが起きるのは保証期間が終わってからです。
ひと昔前は「ソニータイマー」というような隠語がありました。
ソニーの商品は保証期間が終わるタイミングで故障が起きる、なんて根も葉もないウワサが流れていたものです。
そんなウワサが飛び交うくらい、保証期間後のトラブルは多いということです。
保証期間が終わってしまえば、基本的に修理費用はユーザーの負担になります。
簡単な修理なら良いのですが、大掛かりな修理になれば買った金額よりも修理費用が高くつくなんて言うこともあります。
特に最近の精密機械は「コンパクトで軽量で高性能」というのが売りなものが多いですし、なかには防水機能や防塵機能のあるパソコンもあります。
このような高精密な機械は、とてもじゃないですが素人が修理できる領域を超えています。
修理費用が高くついてしまうのはやむを得ないです。
それに対する準備も必要
ただ、だからと言って何も対策出来ないかというとそうではありません。
特にパソコンの様な機械については、ある程度の故障に対する準備が必要です。
延長保証がついているモノを選ぶ
一番手っ取り早い対策は、メーカーの基本保証以外に延長保証に加入しておくことです。
延長保証はメーカー側で用意しているものもあれば、家電量販店やPC専門店などで購入時に加入するものもあります。
私はこのパソコンをヤマダ電機で購入したのですが、「購入価格の5%」相当を払えばメーカーの保証に加えてプラス4年間、合計で5年間の保証を受けられるプランに加入しました。
PCの本体が約16万円ほどだったので、約8,000円の保証料と言うことになります。
故障するかどうかはその年数使ってみないと分からないので、絶対に加入した方が良いわけではありませんが、
▼仕事に使う予定なので、ある程度使用頻度がある
▼当時の新しい機能(モニターが可動式、軽量など)が多いので、機械的な信頼度が低い
といった理由から保証に加入しました。
ネットで購入すればもう1割くらい安く買えるところもあったのですが、保証を付けたかったのでヤマダの店頭で購入することにしました。
ちなみにヤマダの保証の場合は店頭での修理受付、修理完了まで1~2週間かかるそうです。
保証外で修理すれば40,000円かかるはずでしたが、8,000円の保証で直すことができたので、これだけで30,000円以上得したことになります。
時間はかかりますが、それくらいなら代替機が無くても大丈夫かな。
保守を付ける
また、仕事でメインで使っているのはJDLという会計税務専門の会社の専用機(その会社が販売しているモノ)を使っています。
こういったメーカー独自の専用機は、普通のパソコンに比べれば割高です。
パソコン本体だけで考えれば、同じスペックのパソコンが少なくとも4台は買える値段です。
(内蔵されている専用ソフトなどもありますので、実質的な差額はもう少し少ないですが、それでも倍以上の金額がかかります)
それでも専用機を使っているのは、ハードにもソフトにも、そしてデータにも保守がかけられるからです。
ハードの保守料は別途とられますが、何か不具合が生じたときにはスグに対処してもらえます。
(メンテナンス担当の方とは10年以上の付き合いなので、そのあたりも信頼して任せておけます)
そして何よりデータの保守がポイントです。
私たちの業界が何より大切にしているのが「お客様のデータ」です。
機械的なトラブルも怖いですが、このデータにトラブルが生じることは何としても避けなければなりません。
多少のコストは払っても、この部分だけは大切にしたいと思っております。
データは別で保管する
パソコン上のデータは、個別のPCのハードディスクやメモリではなく、サーバーに保管するようにしています。
今回のようにパソコン本体が機械的に壊れてしまうと、パソコン上に保存しておいたデータも消失してしまう可能性があります。
そのような事態を防ぐために、個別のパソコン上に重要なデータは置かないようにしています。
サーバー上にデータがあるので、たとえパソコンが壊れてしまっても、新しいパソコンですぐに対応ができるのです。
更にサーバーが壊れてしまった場合に備えて、毎日一定の時間にデータを事務所とは別のデータセンターに退避(ストレージ)処理しています。
二重三重にデータは保護しています。
これからマイナンバー制度も始まるので、余計にデータの管理には気を付けるようにしています。
何でも聞ける人がいると心強い
上記以外にも機械的なトラブルに対しては注意を払っています。
自分は情報処理の資格も持っていますし、ほかの税理士に比べればパソコンに関する知識は詳しい方だと思います。
それでも日進月歩で進化するIT知識を常に把握するのは難しいですし、そもそも私は税理士なので税務に関する知識を身に着けて行くだけで必死ですw
そんな状態ですから、ある程度のことは「聞くことができる」パートナーが必要です。
そういう意味でも、高いコストをかけてもJDLとお付き合いしています。
今後もよろしく~♪