
慣れてきた時こそミスを防ぐ方法を考えるべき~チェック機能を働かせよう~
毎日のように同じことを繰り返していると、ついついうっかりとしたミスをしてしまいがちです。
「慣れ」が生まれてくると、大きな失敗をしてしまうかもしれません。
Contents
慣れてきたときのミスのほうが怖い
先日、税理士試験を終えたばかりの後輩たちと飲みに行きました。
いろいろと試験のネタで盛り上がったのですが、私自身は最後に試験を受けてから数年以上たっているので、受験テクニック的な内容にはついていけません。
ただ、後輩の一人が話したフレーズが気になりました。
「最初に習った時には間違えなかったのに、試験になると間違えちゃうんですよねぇ・・・」
と言っていたこと。
試験では緊張したり時間が気になったりして、自分の実力を発揮するのは難しいのは当たり前。
その中でどれだけ普段の力を発揮できるかということは非常に重要なことです。
いろいろとテクニックうんぬんの話もありますが、やはり重要になってくるのは「慣れすぎない」ということかもしれません。
「あ、これ知っている」という安心感から無用な間違いをしてしまうのです。
こういった「慣れ」に起因する間違いのほうが本当は怖いのです。
ケアレスミスがなくならないのはチェック機能が働いていないから
どんなに仕事が出来たり頭が良かったとしても、肝心なところでポカミスをしてしまってはその人の評価もガタ落ちです。
計算や説明書きは間違えていないのに、最後の数字でゼロを一つ多くつけてしまった・・・。
名前の読みはあっているのに、漢字変換を間違えてしまった・・・なんていうこともありませんか?
恥ずかしい話ですが、私自身もこのようなポカミスをしてしまったことがあります。
簡単な訂正などでカバーできるような内容であれば良いのですが、一歩間違えれば大問題になってしまうような事も考えられるのです。
ついついウッカリ・・・では済まされないようなこともあるんですよ。
このようなミスをなくすためには、やはりどんなことでもチェックをできる体制を整えておく必要があります。
ミスしてしまったことは後悔してもしょうがないですが、反省はしなければなりません。
同じミスを繰り返さないコトが大事なのです。
チェック機能を働かせるためには
チェックの機能を働かせるためにはいろいろな方法があります。
① チェックリストを作る(間違いノートを作る)
② 自分以外の目を入れる(複数の人間でチェックを行う)
③ マニュアルを作成する
①と②については想像しやすいかと思うのですが、意外に機能するのは③の方法です。
業務や作業など毎日やることをマニュアル化してチェックするようにしておくと間違いが少なくなるようになります。
この時に気を付けなければならないのは、やはり「慣れ」というポイント。
慣れてくると「マニュアルなんて気にしなくてもちゃんとやっているよ」と思いがちです。
ただ、そういった手間を省くことがミスを生む温床になっていたりするんですよね。
一流のスポーツ選手などが結果を残せるのも、毎日の定められたルールをしっかり守っているからこそだと思いますよ。
まとめ
どんな人間であっても、ミスをしてしまうことはあると思います。
ただ、できるだけミスをしない工夫はできるはずです。
「1つの目に見えるミスは100個の目に見えないミスの積み重ねである」
という言葉もあります。
慣れてきた時こそ、初心が大切ですね。
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【編集後記】
意識的に1週間ほどブログ更新を休んでみました。
いろいろと見えてきたこともあります。
【今日のトレーニング】
本日はお休みさせていただきました。
【1日1新】 1日1新についてはコチラ
アマゾンプライムでビデオ
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||