
ビジネスに必須の知識!簿記の資格にチャレンジしてみよう♪
桜の花も次第に咲きはじめてきました。もうお花見の季節ですね。
3月も残すところあと僅かとなり、新年度や新学期の準備をされている方も多いのではないでしょうか。
4月から心機一転して何か新しいことに挑戦してみようと思っている方もいるのでは?
「何か資格でも取ってみようかなぁ・・・」なぁんて思っているへ「簿記検定」なんて受けてみるのはいかがでしょう。
簿記の知識は商売や起業を考えるうえで欠かせない知識ですし、就職などにも有利に働きます。
是非この機会に簿記にチャレンジしてみることをオススメします(*’▽’)
まずは「簿記3級」を目指してみよう!
簿記のビギナーが目指す第一関門となるのは、やはり「簿記3級」でしょう。
簿記3級の知識は簿記の基礎中の基礎。
なぜ簿記がビジネスをしていく上で大切なのかということを、基本的なことを踏まえながら基礎的知識を身につけます。
具体的に3級のレベルでは、商品の売買を営む個人商店を前提として、お店のお金の流れや計算方法、記録方法について学習していきます。
たとえば
▼通常の商品の売買の処理
▼売買したけれどまだお金の行き来がない「掛」「手形」と呼ばれる処理
▼1年間の営業活動の成果を把握するために行う「決算手続き」と呼ばれる処理
などを学んでいきます。
これらのことを勉強すれば、簿記の仕組みや基本的な会計用語、仕訳や伝票など日々の処理、さらには決算書などの内容がわかるようになります。
「学校の数学」と「実務の簿記」はちょっと違う
簿記3級に合格するには、初学者で平均2~3か月の勉強期間が必要といわれています。
これはあくまでも目安としての数字ですが、早い方では1週間くらい勉強すれば合格レベルに達する人もいます。
簿記の知識を習得するためには「数学が得意じゃないとダメなんじゃないの?」と言われる方もいます。
簿記も数学も「数字」をベースにするということでは共通しますが、簿記に必要な数学の知識は足し算や引き算、掛け算や割り算が普通にできれば大丈夫。
複雑な数学の知識など必要ありません。勉強や本試験でも電卓を使うことができますので安心してください。
ただ数学の醍醐味である「計算がピッタリと合ったときのスッキリ感」は簿記でも味わうことができます!
明確な答えがバシッと出るのも試験の特徴ですので、まるでパズルやクイズを解いていくような面白さもありますよ。
楽しみながら勉強をしていくことができるので、気付けばどんどん簿記のスキルは上がっていくのです。
「簿記の用語」に慣れることができれば合格は目の前に!
ただ、簿記の勉強をしていく上で一番ネックになるのが会計世界独特の「専門用語」の存在です。
例えば、貸借対照表、売掛金、貸倒引当金なんて言葉が登場します。
読み方はそれぞれ「たいしゃくたいしょうひょう」「うりかけきん」「かしだおれひきあてきん」という風に読むのですが、このように読み方からして分かりにくいものもあります。
まずはこうした「会計用語に慣れる」ことが簿記を学ぶ上での大きなポイントになります。
これらの用語を覚えることができれば、ほぼ3級のレベルはクリアしたといっても過言はありません。
簿記の脳力アップのポイントは、簿記独特の感覚を身に着けること。頑張って(*‘∀‘)
簿記検定3級講座を開講します!
そうは言っても何から勉強すればよいか分からない・・・
そんな方向けに、小田原箱根商工会議所では4月から「簿記検定3級講習会」を開講いたします。
講師は何を隠そう私が務めさせていただきますので、この機会に簿記を勉強してみたいと言う方は是非講習会にご参加ください。
詳しくは下記のリンクよりお申し込みください!
日商簿記3級講習会開催のご案内
簿記検定合格を目指す方、経理知識を身につけたい方、決算書を読みたい方、注目です!
日時:平成27年4月2日(火)~5月28日(木)(全15日)
会 場:小田原箱根商工会議所 第1会議室
講 師:東京地方税理士会 小田原支部 税理士 鈴木 一彦
定 員:30名 予定 (定員になり次第、締切り)
*但し、受講者希望者が15名に満たない場合は、中止となる場合がございますので予めご了承下さい。申 込:3月16日(月)までにFAX(0465-22-0877)にてお申込下さい。
お問合せ:小田原箱根商工会議所中小企業相談部 担当:飯田、中矢
電話:0465-23-1811
FAX:0465-22-0877
なお、日本商工会議所主催の簿記検定実施日は平成27年6月14日(日)です。
頑張って新しい知識を身に付けてください!!